2023.12.04
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酵素ドリンクは自家製もできる?その作り方とは?

ファスティング中にも人気の酵素ドリンクですが自分で作ることもできるのでしょうか?
ここでは、酵素ドリンクの作り方について解説してきましょう。
目次
酵素ドリンクって自分でつくれる?
結論からいうと、酵素ドリンクを自家製することはできます。
ただし、作り方としてはけっこうな手間暇をかける必要があり、正直なところ簡単なものではありません。
ただ、自分で作れば好みの素材を使って自分だけの酵素ドリンクを楽しめるといった魅力も多いです。
ぜひ自家製酵素ドリンクを楽しみたいという人は挑戦してみてくださいね。
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自家製酵素ドリンクの作り方の手順

それでは、自宅でできる酵素ドリンクの作り方の手順を解説していきましょう。
1.素材となる果物を用意する
素材となる果物を用意しましょう。
素材となるのは果実(野菜もOK)で、種類の数は特に決まりはありません。1種類でも可能です。
おすすめは、リンゴやオレンジ、レモン、キウイ、グレープフルーツ、梅などです。
できるだけ無添加、無農薬のものを使い、もし無農薬のものがなければ、ボウルに小さじ1杯の重層と水を入れた中に約1分浸して農薬除去しましょう。
2.白砂糖を用意する
精製された白砂糖を用意します。
白砂糖の浸透圧で食物中の酵素などが抽出され、発酵の過程で酵素は白砂糖を栄養にして増え、ブドウ糖に変えてくれます。
白砂糖は酵素によってブドウ糖に変化しているので肥満などの心配はありません。
なお、黒砂糖などはミネラルが多すぎるので発酵に適していません。
3.容器を用意する
ガラスやプラスチックなどの容器を用意します。
外から発酵状態が分かるように透明な容器を使用します。
4.素材を洗って切る
用意した野菜や果物の汚れを落とす程度に洗います。
野菜やリンゴなどの果実は皮がついたまま使いますが、柑橘類は苦みがあるので皮をむいてください。
細かく切るほど発酵が早くなりますので、スムーズに発酵させるために、材料を3~5cmに細かく切り分けましょう。
なお、雑菌が混入しないよう、調理場をきれいに保ち、マスクをして行ないましょう。
5.素材と砂糖を容器に入れる
用意できた素材の重さを量り、その重さの1対1.1倍の砂糖を用意してください。
容器の底に砂糖を敷き、素材を入れて、砂糖、素材、砂糖、素材と交互に入れていきます。
最後は砂糖を上にふたをするようにして完了です。
密酵素は生きているので、完全に密封しないように容器のふたをします。
6.適切な温度で保管する
容器は、光が当たらない場所を選び保管します。
36度くらいが発酵が進む目安となり、冬はタオルを巻いたり、暖房のあるあたたかい部屋で保管しましょう。
7.毎日2回混ぜる
毎日2回程度空気に触れるように混ぜる必要があります。
素手を使い、回数にすると50回ぐらいたっぷりとかき混ぜます。
手の常在菌が発酵を促すのにいい影響を与えてくれます。
ただし、手はしっかりと石鹸で洗ってキレイなタオルでよく拭いた状態でかき混ぜましょう。
底にたまっている砂糖は2、3日で溶けてきます。
8.発酵を待つ
発酵が進むと、容器の中に泡が目立ってきます。
泡が表面にぶくぶくと見え始め、かき混ぜたときにシュワーと全体に泡が出るようになると完成です。
材料によって発酵に差があり、夏場は遅くても1週間、冬場で2週間ぐらいです。
9.液体をこす
素材をザルやガーゼ、キッチンペーパーを利用してしっかりとこします。
このとき素材を絞らないようにし、時間をかけて丁寧にこすようにしましょう。
10.冷蔵保管する
こして集めることができれば酵素ドリンクの完成です。
酵素ジュースは、冷蔵庫で保管しましょう。
酵素は生きていますので、常温で保管すると発酵が進んでしまいます。
また、このときも容器のふたはゆるめにして空気が入るようにして保管しましょう。
おまけ.こした果物を有効かつする
こしてあまった果物を有効活用しましょう。
ネットに入れてお風呂に入れると酵素風呂em>になります。
肌がツルツルになりますし、体が温まります。
他にはこした果物をホームベーカリーに混ぜてパンにするなどもできます。
酵素ジュース作り方動画
酵素ジュース作りの分かりやすいレシピ動画もアップされていますので参考にしてください。
まとめ
いかがでしたか?
自家製酵素ドリンクは、用意する材料や手順はいたってシンプルですが、時間や手間がかかるのは少し大変な作業ではあります。
それでも、自家製でつくった酵素ドリンクには市販のものにはない、自分だけの味や素材を楽しめるのも魅力です。
ぜひ興味がある人は一度挑戦してみてくださいね。